P902iでSD-Audio、SD-Video、Bluetoothを徹底活用

ワイヤレスイヤホン/ワイヤレスヘッドホン - P902iでBluetoothを徹底活用

長かった……ようやくワタシの理想のワイヤレスヘッドホンをゲット!「DR-BT30Q」を接続せよ

「ソニー(SONY)とかパナソニック(Panasonic)とか、そもそもヘッドホンを作ってるメーカーがBluetoothヘッドホンを出してくれないものか」と思っていたら、さすがソニー。「DR-BT30Q」という製品を作ってくれました。そうしたらも買わずにはいられないでしょう。この製品が発売になることを知ったのは2006年10月12日。2006年10月21日発売との発表だったのですが、なぜかヨドバシカメラでは10月13日時点で売っていることがわかり、戸惑うことなくいつも行く新宿東口店オーディオ売り場でさっそく購入。1万2800円でございました。

DR-BT30Qは耳掛けタイプのヘッドホンです。しかも左と右のヘッドホンを結ぶケーブルがオートリール式。左耳側のヘッドホンにあるボタンを押すと、掃除機のケーブルのように「しゅるるー」と収納されます。そうするとシャツの胸ポケットにさっと入るので非常に使い勝手がいいです。ただ、残念ながら付属品は充電用のACアダプターだけ、というところ。ヘッドホンの収納ポーチが付いていれば完璧なんですけどねぇ。

DR-BT30Q
[写真1] 耳掛けタイプのBluetoothヘッドホン、ソニーの「DR-BT30Q」です。ウォークマン用のオプションという位置付けのようですが、完璧にP902iで使えます。本体カラーもブラックとホワイトの2種類が選べます。ヨドバシカメラ新宿西口店のオーディオ売り場で1万2800円で購入しました。
DR-BT30Qのボタン解説
[写真2] 「DR-BT30Q」のマニュアルから本体の操作ボタン解説ページの抜粋です。ボリューム調節ボタンと曲送りのスイッチ(ジョグスイッチ)が独立していて、しかも曲送りのスイッチは操作感がなめらかでよいです。電源もメカニカルスイッチではないので、DR-BT30Qの電源をオフにするとちゃんとP902iに電源がオフになるのが通知されます。また、LEDのインジケーターの上品な光り方をするので、Bluetoothヘッドセットにありがちな「チカチカしてやかましい」ということはありません。

まずはDR-BT30QをP902iに認識させ、SDオーディオを聴けるようにするまでの手順を見ていきましょう。

DR-BT30Qをペアリング状態に
[写真3] 右耳側の「POWER」ボタンをしばらく押しっぱなしにしてペアリング状態にします。LEDランプの青と赤が点滅すれば準備OKです。
Bluetoothアイコンを選択
[写真4] Bluetoothの設定画面を呼び出します。「メニュー」ボタンを3回押してこの画面にしてください。そして「Bluetooth」アイコンを選びます。
Bluetoothメニュー → 接続機器リスト
[写真5] Bluetoothのメニューが表示されます。1番目の項目「接続機器リスト」を選びます。
接続機器リスト → サーチ
[写真6] 接続機器リストの画面が表示されます。「メール」キーで「サーチ」機能を実行します。
サーチ 機器検索中
[写真7] DR-BT30Qがペアリングモードになってるので、「機器検索中」の画面で「1件検索」と表示されます。するとすぐに……(→写真8)
サーチ 機器検索完了しました
[写真8] 「機器検索完了しました 1件見つかりました」と表示されます。ないとは思いますが、回りに別のBluetooth機器があると「1件」じゃないことも当然あります。
接続機器リスト
[写真9] 接続機器リストの画面に戻って、「DR-BT30Q」が一覧に現れれます。これを選択すると……(→写真10)
機器登録 未登録機器です 登録しますか? → YES
[写真10] 「未登録機器です 登録しますか?」と表示されます。「YES」を選択します。
機器登録 端末暗証番号は?
[写真11] 端末暗証番号の入力が求められます。シークレットモードなどで使うP902i本体の暗証番号です。もし、何も暗証番号をP902iに設定した記憶がなければ「0000」です。
機器登録 DR-BT30Qと登録中
[写真12] 「機器登録 DR-BT30Qを登録中」という画面が一瞬表示されます。すると……(→写真13)
Bluetoothパスキー Bluetoothパスキーを入力してください
[写真13] 「Bluetoothパスキー」の入力が求められます。「決定」ボタンを押してください。
パスキーは「0000」
[写真14] DR-BT30Qのペアリングで必要なパスキーは「0000」(ゼロ4つ)です。「0」キーを4回押して「確定」ボタンを押しましょう。
Bluetoothパスキー 0000
[写真15] Bluetoothパスキーの入力欄に「0000」が入力されたので「確定」ボタンを押します。
DR-BT30Q 機器登録完了しました
[写真16] P902iにDR-BT30Qが認識され、登録されたことを示す画面が表示されます。これはいわば、ケーブルでP902iとヘッドホンをつないだような状態になった感じです。
DR-BT30Q → オーディオ
[写真17] これだけではまだヘッドホンを利用できる状態にはなってません。具体的にヘッドホンをどの用途で使うかを指示しなければなりません。ここでは、P902iのSDオーディオ再生機能を使って曲を聴きたいので「オーディオ」のサービスを使えるようにしてみましょう。ちなみに、P902iが「オーディオ」と呼んでいるものは、技術的に言うと「A2DP」(ステレオ音声伝送)プロファイルと「AVRCP」(音声・ビデオのリモート制御)プロファイルによる接続のことを指しています。
機器接続 DR-BT30Qと接続しました
[写真18] この画面がP902iに表示されたらSDオーディオやiモーション(SD-Video、動画)の音声をDR-BT30Qで聞ける準備が整っています。
SDオーディオ Bluetooth機器への出力を開始しますか?
[写真19] SDオーディオで音楽を再生してみましょう。Bluetoothの設定で「オーディオ」を有効になっているときは、曲の再生直前に一度だけこのサブ画面が表示されます。「YES」を選択しましょう。

DR-BT30Qに限らず、多くのBluetoothヘッドセットやヘッドホンは通話に関する機能で「ヘッドセット」(HSP)と「ハンズフリー」(HFP)の2種類が選べます。もうP902iを1年弱も使っていてようやくわかったのですが、「ヘッドセット」と「ハンズフリー」は着信については機能が同じですが、発信において違いがあります。具体的には次の通りです。

ボイスダイヤルが使えるヘッドセットの方が近未来的ですが、事前の設定が必要だったり(具体的には「ボイスダイヤル登録」や「ボイスダイヤル自動発信」「ボイスイヤホン発信」を設定する)、P902i本体が開いている状態でないと使えないのでちょっと不便です。ですのでワタシはハンズフリーでDR-BT30Qを使ってます。ですので、以下ではハンズフリーの設定方法とハンズフリー機能の実際の使い方を説明していきます。

Bluetoothアイコンを選択
[写真20] Bluetoothの設定画面を呼び出します。「メニュー」ボタンを3回押してこの画面にしてください。そして「Bluetooth」アイコンを選びます。
Bluetooth → 接続機器リスト
[写真21] Bluetoothメニューが表示されるので、「接続機器リスト」を選択します。
接続機器リスト → DR-BT30Q
[写真22] 接続機器リストの画面が表示されます。BT620sが登録されていることがわかります。これを選択しましょう。ちなみに、「A2DP」が緑色になっているのは「オーディオ」でDR-BT30Qと接続していることを示しています。
DR-BT30Q → ハンズフリー
[写真23] DR-BT30Qのメニューが表示されます。2番目にある「ハンズフリー」を選びます。
機器接続 DR-BT30Qと接続しました
[写真24] 「機器接続 DR-BT30Qと接続しました」と一瞬表示されます。これでDR-BT30Qで電話の着信や発信ができる状態になりました。なお、これについては1度設定すれば、DR-BT30Qの電源を入れるだけで自動的に接続してくれます。

さて、ハンズフリー接続でDR-BT30Qを使うときですが、着信は右耳側の「マルチファンクション」ボタンを押すだけで通話ができます。問題は発信。これが意外とマニュアルに書いてないので最初はどうすれば発信できるのか悩んだんですが、偶然やり方を発見したので以下にその方法を解説しましょう。とはいっても解説というほど面倒じゃないんですけどね。

ダイヤル発信中
[写真25] 着信のときは右耳側にある「マルチファンクションボタン」を押せばOK。ただ、発信のときにはちょっとコツがいります。まずは普通にダイヤルして発信します。
発信ボタン長押し
[写真26] 本体で呼び出し音の「ぷるるーぷるるー」となっているタイミングで発信ボタンを長押しします。すると……(→写真27)
Bluetoothアイコン表示
[写真27] Bluetoothアイコンが表示され、通話機能がP902i本体からDR-BT30Qに切り替わります。呼び出し音がDR-BT30Qで聞こえれば成功です。

一番肝心な「DR-BT30Qがどんな製品なのか」ということを箇条書きで挙げていきます。まずは、いいところから。

デメリットは驚くほどありません。なのであえてがんばって1点だけ挙げます。

はっきり言って、「ぶら下げるタイプじゃないBluetoothヘッドセット・ヘッドホン」を現状で買うならDR-BT30Qを選ぶのが最良!――というぐらいワタシ的に超オススメの製品です。というほど、オススメなので、これまでワタシに会うBluetooth製品を探す旅を続けてきましたが、よほどのことがない限りDR-BT30Qをしばらく使い続けることでしょう。

「そんなにオススメならDR-BT30Qが今すぐ欲しくなっちゃったよ」というのなら、今すぐ DR-BT30Qを衝動買いしちゃってください。それぐらいオススメですよ!

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