P902iでSD-Audio、SD-Video、Bluetoothを徹底活用

ワイヤレスイヤホン/ワイヤレスヘッドホン - P902iでBluetoothを徹底活用

Bluetooth電波の受信が弱くてもへこたれるな!Bluetoothヘッドホン「BT450Rx i-PHONO mini」を接続せよ

ワタクシまたもや2006年3月26日に衝動買いをしてしまい、現在はブルーテークのBluetoothヘッドホン「BT450Rx i-PHONO mini」を使っています。なぜ衝動買いに至ったかというと、関東のヨドバシカメラでは「新宿東口店」でしか扱っておらず(2006年3月26日現在)、しかもなんと実機が置いてあって自分のP902iとソッコーで接続して試用できたからです。試用してみて「やべーもう買わずにはいられんよー、Pulsar 590A買ったときのポイントもあるし」などと愚策に至った次第。お値段は税込みで11,980円ナリ。

前のページに書いたPulsar 590Aと同様に、P902iで使えるようにする手順を詳しく書いておきます。まだヨドバシカメラ新宿東口店に実機がまだ置いてあったら、その場で試せますよ!

BT450Rx i-PHONO mini
[写真1] ブルーテークの「BT450Rx i-PHONO mini」です。一見、普通の耳掛けタイプのヘッドホンに見えますが、接続プラグはなく、右耳用と左耳用とが1本のケーブルでつながっているだけです。また、通話が出来るように右耳側にマイクの出っ張りが見て取れます。
BT450Rx i-PHONO miniセット内容のイラスト
[写真2] マニュアルにある付属品一覧のイラストです。収納ポーチがあるのはちょっと嬉しいですが、マニュアルCD-ROMって必要なのでしょうか? それとUSB充電ケーブルがないのがちょっと残念です。
BT450Rxをペアリングモードに
[写真3] P902iがBT450Rx i-PHONO miniを見つけられるように、ペアリングモードにします。まず、「電源/通話ボタン」を4秒間押し続けて電源をオンにします。続いて、電源/通話ボタンと、その反対側にあるボリューム調整などで使う「リモートコントロールローラー」とを同時に2秒間押し続けます。これでLEDランプが赤と青の交互で光ったらペアリングモードになっています。ちなみに電源をオフにするには「電源/通話ボタン」を5秒間押し続けます。
Bluetoothアイコンを選択
[写真4] Bluetoothの設定画面を呼び出します。「メニュー」ボタンを3回押してこの画面にしてください。そして「Bluetooth」アイコンを選びます。
Bluetoothメニュー → 接続機器リスト
[写真5] Bluetoothのメニューが表示されます。1番目の項目「接続機器リスト」を選びます。
接続機器リスト → サーチ
[写真6] 接続機器リストの画面が表示されます。Pulsar 590Aを登録してなければ(フツーは登録されてません。私はわざわざ削除してこの画面を撮りました)なにも一覧に表示されてないはずです。「メール」キーで「サーチ」機能を実行します。
サーチ 機器検索中
[写真7] BT450Rx i-PHONO miniがペアリングモードになっているので、サーチで「1件検見つかりました」と表示されます。失敗したときはBT450Rx i-PHONO miniがペアリングモードになってるかを確認してみてください。
接続機器リスト iPHONO mini
[写真8] 接続機器リストの画面に戻って、「iPHONO mini」が一覧に現れれます。これを選択すると……(→写真9)
機器登録 未登録機器です 登録しますか? → YES
[写真9] 「未登録機器です 登録しますか?」と表示されます。「YES」を選択します。
機器登録 端末暗証番号は?
[写真10] 端末暗証番号の入力が求められます。シークレットモードなどで使うP902i本体の暗証番号です。もし、何も暗証番号をP902iに設定した記憶がなければ「0000」です。
Bluetoothパスキー Bluetoothパスキーを入力してください
[写真11] 「Bluetoothパスキー」の入力が求められます。「決定」ボタンを押してください。
パスキーは「0000」
[写真12] BT450Rx i-PHONO miniのパスキーはPulsar 590Aと同様に「0000」(ゼロ4つ)ととっても単純。だからヨドバシカメラ新宿東口店で接続テストがすぐできたのです。
Bluetoothパスキー 0000
[写真13] Bluetoothパスキーの入力欄に「0000」が入力されたので「確定」ボタンを押します。
iPHONO mini 機器登録完了しました
[写真14] P902iにBT450Rx i-PHONO miniが認識され、登録されたことを示す画面が表示されます。これはいわば、ケーブルでP902iとヘッドホンをつないだような状態になった感じです。
iPHONO mini → オーディオ
[写真15] これだけではまだヘッドホンを利用できる状態にはなってません。具体的にヘッドホンをどの用途で使うかを指示しなければなりません。ここでは、P902iのSDオーディオ再生機能を使って曲を聴きたいので「オーディオ」のサービスを使えるようにしてみましょう。ちなみに、P902iが「オーディオ」と呼んでいるものは、技術的に言うと「A2DP」(ステレオ音声伝送)プロファイルと「AVRCP」(音声・ビデオのリモート制御)プロファイルによる接続のことを指しています。
機器接続 iPHONO miniと接続しました
[写真16] この画面がP902iに表示されたらSDオーディオやiモーション(動画)のBT450Rx i-PHONO miniで聞ける準備が整っています。
SDオーディオ Bluetooth機器への出力を開始しますか?
[写真17] SDオーディオで音楽を再生してみましょう。Bluetoothの設定で「オーディオ」が有効になっているときは、曲の再生直前に一度だけこのサブ画面が表示されます。「YES」を選択しましょう。

BT450Rx i-PHONO miniの気になる音質などの性能について簡単に触れておきましょう。音質ははっきり言って有線でつないだヘッドホンと同じくらいか、あるいはそれ以上に高音質です。なにしろBluetoothによるデジタル伝送ですし、ヘッドホン製品が高品質で知られるメーカー、オーディオテクニカの協力の下に製造しているだけのことはあります。あと、メールを受信しても「Bluetoothとのリンクが切れました」となりません。Pulsar 590Aでいちいち「オーディオ」を有効にしてたことを考えると、メール受信時の手間が格段に少なくて済みます。

また、「ヘッドセット」と「オーディオ」の両方が有効になっている状態にしておくと、P902iが持つボイスダイヤル機能で発信できたりするのも便利です。

メニュー → 電話帳
[写真18] BT450Rx i-PHONO miniから音声発信をするには、事前にP902iのボイスダイヤルを設定しておく必要があります。まず、「メニュー」ボタンを押して「電話帳」を選択します。
電話帳メニュー2ページ目 → ボイスダイヤル登録
[写真19] 電話帳メニューが表示されます。2ページ目にある「ボイスダイヤル登録」を選びましょう。
ボイスダイヤル登録 → <新規登録>
[写真20] ボイスダイヤル登録の設定一覧が表示されます。まだなにも登録してないので「<新規登録>」しかありません。この「<新規登録>」を選びましょう。
行検索 検索する行は?
[写真21] 「行検索 検索する行は?」と表示されます。これが意味するのは電話帳に登録している電話番号をどのように検索するか、ということです。それにしても意味不明な「行検索」というコトバ……。
電話帳
[写真22] 電話帳に登録されている内容が一覧表示されます。ボイスダイヤル機能で発信したい相手の名前を選びましょう。なお、この写真が「着信試験」となっているのは、ワタシのケータイに登録してある内容をネットで公開するのもなんなので、いったん全部削除して「着信試験」(番号「111」)1件だけが電話帳に入っている状態にしたからです。
ボイスダイヤル名入力
[写真23] 「ボイスダイヤル名入力」の画面が表示されます。半角のカタカナで読みが初期値で入ってます。この文字列がボイスダイヤルの音声認識機能で利用されるので、たとえば「山田太郎」さんだったとしたら「タロウ」とかにしておくと、フルネームを叫ばなくて済むので編集しておくとよいでしょう。
ボイスダイヤル登録
[写真24] 「ボイスダイヤル登録」の一覧表示に戻ります。これで、ここでは「着信試験」が「ちゃくしんしけん」という発音でダイヤルできるようになりました。
Bluetooth
[写真25] BT450Rx i-PHONO miniで通話ができるように「ヘッドセット」でBluetooth接続する設定をしましょう。メニューキーを3回押してこの画面を表示して「Bluetooth」アイコンを選びます。
Bluetooth → 接続機器リスト
[写真26] Bluetoothメニューが表示されるので、「接続機器リスト」を選択します。
接続機器リスト
[写真27] 接続機器リストのメニューが表示されます。BT450Rx i-PHONO miniは「iPHONO mini」という名称で表示されているので、これを選択します。
iPHONO mini
[写真28] BT450Rx i-PHONO miniで接続できるサービス(プロファイル)一覧が表示されています。[写真15]の手順をやっていて「オーディオ」が接続状態になっていると、接続されていることを示す青色のアイコンが右端に表示されています。BT450Rx i-PHONO miniでボイスダイヤル発信するには「ヘッドセット」と「オーディオ」の両方が有効になっている必要があります。ここでは「ヘッドセット」が未接続なので選択しました。

少々長い手順でしたが、これでBT450Rx i-PHONO miniからボイスダイヤル発信が可能な状態になりました。それでは実際にボイスダイヤルで発信してみましょう。ただし重要なポイントが1つだけあります。それは、P902iのワンプッシュオープンボタンを押して、ディスプレイが見える状態にしておく必要があることです。

BT450Rx i-PHONO mini → 電源/通話ボタン
[写真29] P902iをポケットやバックにしまったままではボイスダイヤル発信はできません。まず、P902iをワンプッシュオープンボタンで開き、液晶画面が見えるようにしておきましょう。続いて、BT450Rx i-PHONO miniの右耳側にある、電源/通話ボタンを押します。
ボイスダイヤル 音声認識中
[写真30] ボイスダイヤル機能が動き出し、「音声認識中」という文字が点滅します。このタイミングで先ほどボイスダイヤル設定したもの(ここでは「チャクシンシケン」)を話します。
ボイスダイヤル自動発信
[写真31] 「ボイスダイヤル自動発信(2秒後に自動発信します)」という文章とともに、ダイヤル先が表示されます。誤認識のときにここで終話ボタンを押せば、間違い電話を回避できます。
発信中
[写真32] 「発信中」という表示の上でダイヤルが始まります。ちなみにここで例に挙げている「着信試験」の「111」という番号は、発着信テストに使う特別な電話番号です。
着信試験中
[写真33] 着信試験のダイヤル「111」に掛けると、しばらくすると「通知不可能」として自動的に着信試験の電話が掛かってきます。ボイスダイヤル発信のテストにとっても便利な「111」ですが、通話料金かかかりますので悪しからず。

ワタシはBT450Rx i-PHONO miniを非常に気に入っています。しかし、いいことばかりだけではありません。「Bluetooth電波の受信が弱い」というウイークポイントがあります。間違ってもズボンの後ポケットにP902iを突っ込んでたりなんかしたら、音楽がブツブツ切れてしまいます。イメージとしてはBT450Rx i-PHONO miniの30センチ以内にP902iがないとダメな感じです。Bluetoothの規格では10メートルまでOKのはずなんですけど、いかんせんBT450Rx i-PHONO miniはコンパクトなので、アンテナもコンパクトになっていて受信感度が悪いのかもしれません。ただ、ネックストラップでP902iをぶら下げたりするなど、運用上でカバーできる範囲かと思います。

ちなみにワタシは腰にぶらさげるちょっとカッコよさげなケータイホルダーにP902iを入れて使っているので、ほとんど問題はありません。それでも、住宅地やオフィス街など、無線LANの電波が飛びまくってるているところでは同じ周波数を使うBluetoothは影響を受けるようで、音楽がブツブツ切れることがあります。

それほど重要ではありませんが“1曲前に戻る”の操作には少々テクニックが必要なのも弱点かもしれません。BT450Rx i-PHONO miniでは音量調節とトラックコントロールが同じスイッチになっていて、短くスイッチを動かすとボリューム調節、2秒間スイッチを動かすと曲移動として機能します。この“2秒間”がクセモノ。1曲前に戻るには“2秒間”スイッチを動かしていったん離し、すぐさま“2秒間”スイッチを動かさないといかんのです。まぁこれも、P902i本体で操作しちゃえばいいんですけどね。

あとは、電話の着信時。着メロがヘッドホンから聞こえてくるのですが、BT450Rx i-PHONO miniがそれにかぶさるように「ピッピッ」とけたたましく着信アラームを鳴らします。せっかくの着メロがだいなしです。でも、まぁ、着メロをじっくり聴きたいわけじゃないのでこれはしょうがないなとあきらめてます。

「うわ、ここまで読んじゃったらBT450Rx i-PHONO miniが欲しくなっちゃったよ」というアナタ。思い立ったら吉日です。ワタシのようにBT450Rx i-PHONO miniを衝動買いしちゃいましょーよ! あ、ちなみにブルーテークに電話して確認したところ、BT450Rx i-PHONO miniはもう流通在庫のみとのこと。「BT450Rx-L i-PHONO mini」という、ACアダプターの代わりにUSB充電ケーブルをセットにすることで価格を1万円以内に抑えたタイプが今後流通するそうです。すでにAmazon.co.jpでは新品だとBT450Rx-L i-PHONO miniしか買えないみたいですね。

(P902iの他のBluetooth使いこなし話は気が向いたら書き加えます。「早く書いてくれよ!」という方は、作者までメールをください。)

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